NET・下垂体・副甲状腺・副腎 (腫瘍病理鑑別診断アトラス)
によって 笹野 公伸
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期待の一冊。『腫瘍病理』と言うのが、若干星を下げたのだが、ここ数年、欲しい欲しいと思っていた病理の本。厳密には、内分泌臓器の網羅的な病理診断本が欲しいと思っている。このシリーズの甲状腺も購入しているが、意外に甲状腺病理の本は充実しているので困らないのだが、他の内分泌臓器病理に言及したものは少ない。臨床医なので、さっと目を通しておき、必要な時に自分なりに確認できる程度で充分だが、本当にまとまっている本が少ない。「笹野先生と言えば副腎」だけに、自己免疫疾患、感染症など様々な症例をご経験であろうから、本当はそう言った本を期待したいところ。2000年以前の出版で、笹野先生名で内分泌だけの病理本が有ったが、流石に古すぎて買う勇気はなく、少なくとも改訂版の出版が望まれる。そう言った中で、期待の一冊。
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